ヲタクを卒業したい

 

あけましておめでとうございます。

 

本当は、WESTivalの記事を新年一発目の更新にしようと思い、10日頃から少しづつ書いているのですが、まだ3日公演の途中です。4日の両部が残っています。1月中に書き終われるといいなぁという感じだったのですがたぶん無理です。5月まで続くライブだし、そんなに急がなくてもいっかとも思っているので、のんびり書いていきたいと思います。個人的にWESTivalはとっても思い入れのあるライブになったので、これは例えいつになろうともブログ更新します。

 

さて。タイトルの『ヲタクを卒業したい』。私は今年26歳になります。アラサーです。そろそろ”結婚”とか考え焦り始める時期なんですよね、はい。だから今年はとりあえず出会いの場に出向こう、結婚とかまだそこまでは考えていないけどとりあえず彼氏作ることを始めてみよう、そう思っていました。それがこのタイトルに繋がるか、というとそうでもあり、そうでもない、というところなんですが。

 

まず、そうでもある部分のお話。純粋に「ジャニーズジャニーズ言ってる場合じゃねぇな」ってのはあります。仮に将来的に結婚するとして。(現状特に願望はないが)。今部屋に貼っているポスターやうちわ、大量に購入しているCD・DVD・公式グッズ、これ一体どうするんだよ、と。売ればいい話なんですけど、26歳にもなって将来の為の貯蓄もろくにせず、ジャニーズグッズばっかり買ってる自分に反省しています。では次に将来的に結婚しないとして。今は両親が元気ですが、順番的には先に逝きますよね。一生1人で生きて行かなければいけないわけですよ。生涯暮らせるだけのたくわえがあるのか?…今の私にはない。今の仕事のお給料で、家賃・水道光熱費を支払い、一生1人で生きていくことが出来るのか?…出来る自信がありません。そういう将来的な部分を見据えた時に、このままヲタクやっていていいのかなって思った、というのが1つ目のお話。

 

次に、そうではない部分のお話。私はジャニーズWESTが好きです。それは今も変わりません。ただ、”好き”に変化が見えてきているんですね。あ、先に言います、本気愛ではありません。今、私の目には重岡くんしか映っていません。もちろん他のメンバーも好きです。でも、昔はジャニショに行くと全員のソロカットを見て自担以外でもビジュがよかったりしたら買っていたし、TVやDVDでも全員満遍なく見て、少クラ等の歌番組は歌っている人を目で追っていたし、ライブでも歌っている人を見ていました。それが最近、ジャニショに行っても見るのは集合・混合・重岡ソロのみ(ちなみに買うのは集合・重岡くんの写ってる混合・重岡ソロだけ)、TVやDVDを見る時は喋っていなくても歌っていなくても重岡くんを見てるし、WESTivalでも他メンが歌っているのに照明が当たっていない重岡くんを見ていました。これで本当に「ジャニーズWESTが好き」と言えるのかと。

それと、この間ふとTwitterのタイムラインに溺れるナイフの動画が流れてきました。大友くんの出演シーンをまとめた1本の動画でした。それを見た時、嫉妬に近い感情が自分の中に芽生えたんです。腹が立つとかそういうのではなくて、なんかモヤモヤしたというか。そのモヤモヤを感じることは他にもあって、フォロワーさんで重岡くんの担当じゃない人が「しげやばい♡dr期きたかも♡」的なことを書いてるのを見るのが本当に苦痛なんです。重岡担ちゃんは好きです。同担だからこそ分かる部分もあるし、お話していて本当に楽しい。同担拒否ではありません(現状はね)。

この2つの点から、私はヲタクとしていきすぎてるとこまで到達してしまうんじゃないかと思って。このままだと、仮に重岡くんに演技のお仕事が来たとしてそれが恋愛モノだったら、例えばラブシーンがあるような作品だったら、見れるかどうか分かりません。ドラマや映画のお仕事が決まって、それを見た他担ちゃんが「しげかっこいい♡」って呟いてるのを平常心で見ていられる自信がない。私は元々、同担拒否を拒否していた側の人間だったし、担当はいるけどみんな好きでしょ!だってみんなかっこいいもん!って思ってたし、そうじゃない人…ある特定のメンバーだけが好きって人とは合わないなって思ってた。だからこのままだと、自分が、その”避けてた人間”になりそうで怖い。だから、ジャニヲタから足を洗った方がいいのでは、と思い始めました。

 

 

詳しくはWESTival記事で書くのでここではサラッと流すんですけど、重岡くんと目が合って、うちわも見て貰えて、夢だったピアノ弾く姿を見られて、これ以上望むことってもうないんです。元々ファンサ厨ではないので、重岡くんから指差しとかお手振りとかを貰いたいとは思っていなくて。ただ笑っている姿が見られればそれでいい、楽しそうに歌い踊っている姿が見られればそれでいい、と思っています。今回WESTival3公演入ったんですけどどれも神席で。今後コンサートに入っても重岡くんと目が合いうちわを見てもらえるなんて奇跡は2度と起こらないと思う。夢のピアノも見られて、最高の笑顔で弾き語りしている姿が見られて、曲終わりの幸せそうな笑顔が見られて、私のヲタク人生悔いなし!って感じなんです、正直。

でも、何故か、「じゃあ卒業しよう」ってすんなり引けないんです。これ以上望むことなんてないのに。たくさんの幸せをもらったのに。それが何故なんだろう、と考えました。そしたら一瞬で答えは出ました。

好きだから。

そして、

楽しいから。

これに尽きるんですよね。どんなにこれ以上望むことがなくても、好きだから見ていたいし応援していたいし、会いたいって思うし、コンサートに行きたいって思うんです。そして、重岡くんを見ているのが本当に楽しい。ジャニヲタの友達と話してキャッキャしているのが本当に楽しい。重岡くんはいつだって楽しませてくれる、ワクワクさせてくれる、幸せにしてくれる。重岡くんのファンにならなきゃよかったって思ったことは1度もないし(厳密に言えば、こたしげの間で揺らいでる時にちょっと思ったことはあるけど)、例えファンサをくれなくても、プライベートのことを話してくれなくても、重岡くんが笑ってくれるだけで私は幸せだし嬉しいし楽しい。この幸せを、喜びを、好きなのに手放す覚悟ができない。

 

関ジャニ∞から降りた時。もちろん今でも嫌いではないけど、”好き”という感情がなくなった。んーちょっと違うか。好きなのは好きだけど、他の…例えばNEWSとかJUMPとかは"担当ではないけどまぁ普通に好きなグループ"って思っていて、それと同じ"好き"に戻った感じ。”応援したい”と思わなくなった。ジャニーズWESTがそうなる日がくれば、スッと降りることが出来るのだろうけど、好きなのに応援したいのに降りるなんてことは出来ない。出来たら苦労していない。5周年のジャニーズWESTを見たい。まだまだたくさんの可能性を秘めているグループだと思ってます。これから先、東京ドームでコンサートをしたり、5大ドームライブをしたり、24時間テレビのパーソナリティーをしたり。見たいジャニーズWESTの姿がたくさんあるし、てっぺんとりたいって頑張ってる7人を応援していたい。今はね。

 

人生1度しかないし、好きなことやって生涯を終えたい。その結果、結婚出来なければそれはそれで良いし、結婚することだけが幸せじゃない。自分で稼いだお金を自分の為に使う。ジャニーズだけじゃなくてね。旅行行ったり、美味しい物食べたり。私は男性と話すのがあまり得意じゃない。楽しいって感情を抱かない。それに、誰かと一緒じゃないと何か出来なかったりどこかに行けなかったりするわけでもない。1人でディズニー、全然余裕ッス。1人の方が気楽に生きられるし、自分の思うように出来る。たぶん、交際とか結婚とか向いてないんだろうなーって思うこともあります。だから、正直、今回ヲタ卒したいと思った理由に、彼氏作らなきゃとかそういうのはほぼ関係ないです。最初にはちょこっと書いたけど。根本的な理由はそっちじゃない。冒頭でいうところのそうではない部分のお話が大きな理由。

 

1度担降りを経験しているのに、降り方が分からない。 好きで降りるって、たぶん、相当の覚悟とか勇気がないと出来ないんだろうね。エイトの時ですら、ダンボールにグッズ全部詰めて蓋する時泣きそうになったもん。でも、"これはかっこいいから…"とか言って残してたらキリないから売ったけど。過去のグッズ集めたりしてそれなりにお金かけてたから、それ全部売るのは本当に躊躇った。でも、思い出が消えるわけじゃない。エイトのライブに行くために何度も遠征したけど、その遠征先で食べたものとかやったこととか、そういう楽しかった思い出は今でも覚えてる。もちろんライブのことも楽しかった思い出として残ってる。エイトに関しては、もう、物は必要ないかなって、思い出だけあれば十分かなって、そう思ったから売る踏ん切りがつきました。でもWESTは……まだ無理です。

 

 

一発めぇの重岡くんのうちわを売る勇気、今の私にはない。

24魂のペンライトを売る勇気も、今の私にはない。

この2つを『手放してもいっか』って思えた時は、降りれるんじゃないかなって思います。

 

結局何が言いたかったのかよく分からない記事になったけど…

好きは理屈じゃないんだよね。答えなんてとっくに出てる。降りるとか無理だよね。

でも、降りたい。もう自分が嫌で嫌で仕方がない。

もうちょっと、自分と向き合って、戦ってみようかなって思います。